リンス、コンディショナー、トリートメントの違い知っていますか?
2020.09.27
美容師をしているとよくお客様との会話で聞かれる事なのですが
リンス、コンディショナー、トリートメントの違いってご存知ですか?
特に女性は日常的によく耳にするワードだと思いますが
意外と知らない方が多い印象だったので
ざっくり簡単に説明しますね
成分や細かな事はまた次の機会に
今回は大まかな違いの解説から
勿論知ってる方も多いと思いますがおさらいまでに
リンス
英語で「すすぐ」という意味で上記の中で一番初めに開発されたヘアケア剤です
昔は石鹸に近いアルカリ性のシャンプーが多く
シャンプー後の髪の指通りを良くするために開発されました
粘度が低く、髪の表面に付着し、「髪の表面を保護」する役割を果たします
コンディショナー
シャンプー後に髪のコンディションを整えるために開発されたヘアケア剤
髪に汚れが付着しないように保護したり、サラサラ、あるいはしっとりとさせ
髪の質感を調整します
リンスよりも毛髪保護に特化していて
粘度はやや高く、毛髪に吸着し「内部に少しだけ浸透」します
トリートメント
本来はシャンプー後の乾いた髪に施すヘアケア剤として開発されました
元々は傷んだ髪のキューティクルを保護する目的で考えられましたが
現在ではリンス、コンディショナーと同等の役割も含まれていて
トリートメントだけで完結する商品も多いです
髪の内部に必要なタンパク質、水分、油分を補給する事ができます
粘度が高く、髪に収着「内部に深く浸透」します
*もし両方ご使用の場合はトリートメント→コンディショナーの順です
以上がそれぞれの簡単な違いです
実際、成分的に見ると基本的には同類ですが
一番の目的は「毛髪の水分と油分を補う」事なので
より内部に浸透する「トリートメント」が個人的にはおすすめです
市販品はコンディショナーが多いイメージですね
毎日、自身の髪に使用するシャンプーやトリートメント
きちんとしたものを選んで髪や頭皮を労りたいですね
ちなみにコンディショナーやトリートメントはなるべく頭皮には付けないように
根元から10cmくらい空けて中間から毛先にかけてご使用ください
意外と知っていそうで知らない事
当たり前だけど当たり前じゃない事
たまには自分の復習も兼ねて
次は簡単にシャンプーの違いでも解説でもしようかな
(順番が逆な気もしますが。。。)
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