Nat / 03 “HCT” Treatment

2024.06.8

前回ご紹介したNat/04 PHCに続き

Nat/03 HCT トリートメントのご紹介です

HCTはhight concentration treatment(高濃度トリートメント)の略で

CMC成分を主体にしたトリートメントです

CMCの構成成分は、タンパク質47%、脂質53%になっていて

 毛髪内部でとても重要な役割を持っています

髪がタンパク質でできている事はみなさんご存知だと思いますが

主成分はケラチンと言うもので形成されていて

毛髪の約90%近くを占めると言われています

簡単にいうと

CMCというのは毛髪内部でそのケラチンをつないで支える役割を持っているんですよね

CMCは髪の表面を覆っているキューティクルと

タンパク質でできたコルテックスをくっつける接着剤のような役割と

髪の内部を延びて水などを運ぶ血管のような役割の両方を果たしています髪って何でできてるの?|意外と知らない…髪の毛のしくみって?|Chapter 1「髪の基本」|美髪のキホン|ラサーナ ブランドサイト

※上の画像の遊離脂質という所がCMCです

髪を理想的な状態に保つために不可欠なのがこのCMCです

CMCが損なわれると

ハリやツヤがなくなる

柔軟性を失う

カラーが発色しない

乾きづらい

などなど髪によくない事がたくさん起こります

最近の流れだと髪質改善(酸熱系)、ストレートパーマ、ヘアアイロン等の影響で

たんぱく質変性(熱によって硬くなったり形が変わる)が起こり

髪が少し硬くなりやすい傾向にあるのかなと

特に” 柔軟性を失う ”という所が個人的には問題で

これがなくなると枝毛や断毛の原因になります

そうすると必然的に艶もなくなりスタイルもまとまらなくなりますよね

柔軟性=強度 にもつながる事なので

僕は柔らかく強い髪を作るためにご自宅でのCMC成分補給を皆さんに推奨しています

やはり綺麗な髪を作るにはホームケアがとても重要ですからね

まずはシャンプー Nat/01

次にトリートメント Nat/02 または Nat/03 HCT(週2〜3)

そして前回紹介したNat/04 PHCでキューティクルを締めてCMC成分を閉じ込める

1、2、3、4という流れで作っています

ちょっと難しい話になってしまいましたが

あまり理解できていなくても何となく気にするだけでかなり変わると思うので

”CMC補給”

意識してみて下さい

 

 

 

 

 

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